ミルクもメリット沢山

ミルク育児にもメリットがあります。母乳を与えたいのにでない、周りはみんな母乳育児なのに私だけと、ストレスになっていませんか。母乳がでるのはプロラクチンとオキシトシンという2つのホルモンが関係しているのですが、ストレスがかかるとホルモンの分泌が悪くなり母乳の出があまりよくなくなります。

プロラクチンとオキシトシンは赤ちゃんが乳首を吸うことで分泌されるので、乳首を吸わせてみるのもよいでしょう。しかし、何が何でも母乳でなければと思うとストレスになって、さらに母乳の出が悪くなってしまうし、赤ちゃんはお腹が空いて不機嫌になります。そんなときはミルクを与えましょう。ストレスの軽減と赤ちゃんのお腹を満たすことができます。ミルクは哺乳瓶で与えるため、赤ちゃんがどれくらい飲んだのか把握しやすいです。育児が初めてだと飲んでいるのか心配になりますが、哺乳瓶で与えるミルクなら、どれくらい飲んだのかわかり安心感を得ることができます。

外では母乳を与えにくいですよね。しかし、ミルクなら人目を気にせずに与えることができます。お腹が空いているのを我慢させて母乳を与えられる場所まで移動するのは負担になりますが、ミルクならお腹が空いているときにすぐに与えることができます。

授乳タイムを大切に

わずかでも母乳がでるようなら授乳タイムを大切にしましょう。少しの時間でも授乳をすることでスキンシップがとれたり、オキシトシンという物質が分泌され、子宮の収縮が促されて母体が回復するように働きかけます。

授乳をする時間は赤ちゃんがミルクを欲しがったときが基本です。口をもぐもぐと動かす、おっぱいを吸うときのようにチューチューと音を立てる、手の指を口にくわえるなどのサインがあったらミルクを欲しがっている可能性があります。赤ちゃんによってサインが違うのでよく見てあげましょう。

授乳をする前にはおしっこやうんちをしているか確認します。おむつが汚れているようなら変えてあげましょう。おむつを替えたら手を石鹸でよく洗います。赤ちゃんを抱いたら乳輪の部分まで口に含ませて授乳します。片側15分くらいが目安です。片側だけで授乳をすると乳腺炎の原因になるので、反対側でも与えましょう。赤ちゃんが疲れたりお腹がいっぱいになったようなら、無理に与える必要はありません。必要があれば背中を軽くたたいてげっぷをさせます。最後に口をきれいに拭いてあげましょう。授乳タイムを大切にすることで赤ちゃんは落ち着き、オキシトシンの分泌などによってお母さんにもよい影響があります。

母乳じゃなくても良い

赤ちゃんにはミルクではなくて母乳を与えたい、でも母乳がでてくれない、こんな悩みを抱えていませんか。体質、ストレス、貧血などが原因で母乳がでにくい女性もいます。母乳がでないと悩んでいると、ストレスがたまったますますでにくくなってしまいます。母乳がでにくいなら無理に母乳育児をする必要はありません。出ないとストレスになるよりも、粉ミルクを上手に活用しましょう。

母乳には赤ちゃんに必要な栄養素や免疫を活性化する成分が含まれています。産まれたばかりの赤ちゃんは免疫力が低いのですが、母乳を飲むことで元気に育つことができます。粉ミルクには母乳のような免疫活性をする成分が含まれていません。しかし日本のミルクは品質がよく、ミルクの開発が進んでラクトフェリンなど免疫活性を助ける成分を配合しているものも販売されています。母乳育児の方が赤ちゃんの腸内にビフィズス菌が増えるといわれますが、ビフィズス菌を増やすミルクも開発されています。

また、母乳がでにくいといってもまったくでないわけではありません。免疫を活性化する物質は特に初乳に多く含まれているので、初乳を与えてその後は粉ミルクをうまく活用するのもよいでしょう。母乳を与えることには赤ちゃんとのスキンシップの役割もあります。スキンシップは粉ミルクを与えるときでも行えます。寝かせたままミルクを与えるのではなく赤ちゃんを胸に抱いてミルクを与えれば、肌に触れてスキンシップを行うことができます。お母さんの心臓の音を聞くと赤ちゃんは落ち着きます。